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1年に1度は狂犬病の注射を受けましょう

2021.02.26

1年に1度は狂犬病注射を

動物から人に感染する病気のことを英語でzoonosis(ズノーシス)といいます。WHO(世界保健機関)によると「脊椎動物と人の間で自然に移行するすべての病気または感染(野生動物等では病気にならない場合がある)」と定義されています。感染症の件に関しては別項目にて紹介させていただきます。犬を飼っているひとにとって特に重要なのが狂犬病です。
狂犬病に罹患している犬に噛まれると100%死亡する恐ろしい病気です。狂犬病で、毎年約55000人ものが死亡しています。予防法は、犬に対する予防注射のみです。日本は島国であるということと、検疫で侵入を防止していること、狂犬病予防法でワクチン接種の義務化と登録を行っていることで、1957年以降は狂犬病の発生はありません。そのためか日本では危機意識が低くなり、犬へのワクチン接種が低下しています。自宅で飼っている犬は、室内飼いなので狂犬病にはかからないと思い、ワクチン接種をしない飼い主さんがいます。ご自分の犬や家族のことも考えてぜひ狂犬病のワクチン接種を行いましょう。

狂犬病に罹っている犬の特徴

神経症状が主で、初期は興奮したり攻撃的になる。その後沈鬱になったり、麻痺が起こり、最終的には死亡する。

海外で犬に噛まれた場合

現地の医療機関ですぐに治療を受けるようにしましょう。帰国後だと間に合わない場合があります。潜伏期間は、人では1~3ヶ月ですが、噛まれた部位が脳に近くなるほど、潜伏期間は短くなります。犬では、2週間~2カ月です。

ペット栄養管理士 東谷みのり

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